夏の終わり
偶然会った この教室の窓際で
君はいつも笑って僕を見てた
愛してるとか 好きだとか
言わなかったけど お互いに
いつも何か感じていた
どうしてだろう
そんな日々が懐かしくなって
君は今頃何をしているのか
君はいつも明るくて輝いてた
あの日のことを今でも覚えている
擦れ違っていった道は別々に広がって
気づけば僕は独りぼっち
あの日見た影法師を追い駆けて
君のいた教室に戻れたら
新しい未来を築くために
僕は伝えるだろう
好きですと
偶然生まれた この世界の片隅で
僕はいつも泣いて空を見てた
愛してるとか好きだとか
分からずにいたけど どこか
いつも寂しさ感じていた
どうしてだろう
そんな気持ちが込み上げてきて
僕は一体何をしているのか
君はいつも明るくて輝いてた
あの夏の太陽の光のように
僕はまるで違っていた
君の幸せを願ったから
離れていった それなのに
あの日見た影法師を追い駆けて
君のいた教室に辿り着いた
悲しい夏の思い出を消すために
僕は鳥のように
羽ばたいた
夏の終わり 蝉の鳴く声
夢の終わり 届かない声
時の終わり 遠退いた声
あの日見た影法師を追い駆けて
君のいた教室に戻れたら
新しい未来を築くために
僕は伝えるだろう
好きですと